12.04.2010

011



つぼみは冷たい風の中で
ふくらみはじめる
厳しい冬の中で
やがて咲く
色と香りを育てる

人の想いのつぼみも
いちばん苦しい時に
生きる力とやさしさを
育てているのだろう

つぼみよ ふくらめ
確かに ふくらめ

大竹麗子





6年まえに、ストーリーテラーの大竹麗子さんから
私が一番辛いときに送っていただいた詩です

おはなしかごで勉強中の私は6回講習を受けたところで
事情が合って通えなくなってしまいました

昨日職場で大竹麗子先生の研修があったのです
舞台を作り準備中の大竹先生には帰りにご挨拶しようと思い
会場作りの手伝いをしてたら
先生から名前を呼ばれ

・・・


「あなたのこと、心配してたのよ」

多忙の先生が6年前の私を覚えててくださったこと
感激して涙があふれました

たくさんの生徒さんを抱え、幼稚園〜大学まで講師として
お忙しい先生なのに
ほんの6回講習を受けた私を覚えててくださったこと

出逢いや巡り合わせを本当に感じて
感動した日

出逢いって素晴らしいな
一期一会の出逢いを大切にしたいと思った日

ずっとこの詩は
私の宝もの




2 件のコメント:

  1. いい言葉だね・・
    感動して 涙あふれました

    辛いことを乗り越えたmayuさん
    だからこそ
    ヒトのココロの痛みがわかるのですね

    人生という学校に終わりはないといいますが
    辛く苦しい時間がヒトのココロを育ててくれて
    いるのかもしれませんね・・

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  2. 蒼さん
    レスがすっかり遅くなってごめんなさい。

    読んでくれてありがとう。
    大竹先生が覚えててくれて、また私を心配しててくださったことが
    涙でした・・・

    人と人との出逢いってわからいものですよね。
    でも一番大切にしたい部分。
    それも自分次第だと、あらためて思いました。

    本当に辛くて苦しときに
    生きる力と優しさを育てているのかもしれません。

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